Saasモデル
最近、自社のサーバやクライアントパソコンのソフトウェアをインストールして利用するのではなく、サービス提供会社のサーバにあるアプリケーションをWebで利用する「Saas」というサービスが普及し始めています。
クライアント/サーバ型のソフトウェアは、色々な要望に対しカスタマイズ等で柔軟に対応できますが、イニシャルで大きな投資が必要なうえに、運用開始後も保守料を定期的にとられ、システム管理も大変です。
これに対し、Saasでは、サービスを利用する会社は初期投資としてソフトウェアを購入するのではなく、毎月のランニングコストのみでこのサービスを利用でき、サーバ/クライアントなどのシステム管理が不要となります。
一方でシステムは汎用的なものになりますので、使う側のニーズに柔軟に対応することは難しく、システムに運用を合わせることが多くなります。
これって、一時的にもてはやされたERPと同じですね。
しかし、この数年間の流れを見ていると、少なくとも日本企業のアプリケーションでは、「システムに運用を合わせなさい」というスタンスは受け入れがたいように思います。
実は、当社も現在旅費精算システムをSaasモデルで導入しようと思っていますが、正直、使えないシステムです。
かといって、当社の要望(最低限のつもり)に応じてカスタマイズ(アドオン)を行ってもらうと、不要なはずのイニシャルコストが莫大になりそうです。
どこかで妥協しないといけないのかもしれませんが、運用できないものを導入するわけにはいきませんよね。
Saasが日本に普及するには時間がかかりそうです。
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